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2017/01/21

もののふ

腹の底に武士がいる
刀みたいな価値観がでんと鎮座して物事を判断する

真っ直ぐに歪み無く、
澄んだ冷たい光を反射して滑らせて
気に入らないものは両断したがる刀みたいな価値観が

それにそぐわないものを許せない。

でも世の中に
そんなものは
生きていくのには不要なもので、
それを誇りをと呼ぶならば
俺の首を締めるのはそれで

それがなければ腹立つことも少なくて
それがなければ許せることも数多くあり
それがなければもっと
心の底から何かに感謝できるのかも

けれどそれがなければ
何かを美しいと思うこともない

降り積もる雪に吸い込まれる音や
雨の雫が叩く葉の上下
夜に落ちていく空の中間色
他愛ない人の指の動きが描く円
池に連なる波紋の静寂
雲の端の止まらない変化
焼けた道の逃げ水
ただの風
ただの光と
ただの闇にも

それらを美しいと思うのはその価値観かたな のせいで
いっそもっと研いでみたい
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