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2015/04/27

始まらない終わり

僕ら終わりの始まる時代に青春という
いつの夜も誰かが語り続ける時間を過ごしたから

世界がすでに終わってしまったことに気づかないままなのか
それとも世界は終わりなんてしないのか
どちらの判断も出来ないままに大人になって

足元を見れば静かに流れていく砂のような日常という毎日で
結局普通に憧れたまま普通に暮らし続けているんだ

あの時、誰もが世界の終わりを信じてた筈なのに
僕らの知らないところで
物語のように勇者達が世界を救ってくれたのだろうか

誰の賛辞を受けることなく世界を救ってしまった勇者たちは
僕らと同じように大人になってしまったのか

あの頃僕らは
世界の終わりを物語のように憧れながら
将来という希望も同時に語っていたはずで

そのレールから零れた僕を救ってくれるものは何もない

この人生の主人公はお前だろって誰かが歌う
力強く生きろって、破けてる喉で
誰も聞いていないのに高架下で歌っているんだ
割れた爪に接着剤のせて、弦が血で滑るままに
生きろって
死ぬなって
毎日を乗せる電車の下で
叫んで叫んで叫んで
そして誰かに連れ去られてしまったのさ
きっと彼は白い部屋の鉄格子の向こうに薬でぼやけた意識の中でも同じ事を繰り返している
それともそんなもの捨ててしまっただろうか

彼を勇者と呼べないのなら
きっと世界を救える人なんてどこにもいない

僕ら皆
生まれた瞬間から始まった終わりを
いつまでも続くものだと思いながら生きている

戦うことから逃げたわけでもなく
ただ戦う先に逃げられた僕らは

終わらない始まりに未だ、
行く先もわからずにただ前と思う方向に向かって
まっすぐ進んでいると錯覚したまま
遠回りしかしていないまま

僕ら僕を信じることもできないで
疑っては信じ騙され

明けない夜はないんだと
止まない雨はないんだと

成功した誰かの過去の葛藤を、思い出を自分に都合のいいように重ね合わせる曲解をして

崩れそうな自分を騙して歩いてる

止まない夜の
明けない雨の底で
今もひとり
終わりの始まりを叫んでる
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